新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、6月末までの公演が中止になってしまった宝塚。
ここ数年は年に2枚しか取れていないヅカチケット。
それくらいの薄〜いチケット運ですが、驚くことに初回の公演中止前日の2/28が取れていたのです、、、
まさか翌日から公演中止になるとは思っていなかったので、本当にビックリで、運が良かったと思う反面、この舞台がこれから観れなくなってしまったファン達のことを思うと、、、涙。。。という感じでした。
貴重な機会だけど、ここから感染者出しちゃ絶対ダメ!!!という感じが当日の緊張感から伺えました。
マスクはほぼ100%だったと思うし、みんな手洗いしっかりしていました。
もし観劇を辞めたとしてもチケットは払い戻されます、というアナウンスが事前にありましたが、
「え!?こんな機会滅多に無いよ!絶対行くよ!!」と行かない選択肢は自分の中に全くありませんでした。
当日は平日でもいつも満席の会場が、見渡しただけでも5席ほど空席だったかな。
買い物以外はほぼ家にいて家族以外の人に会わないこの数週間を過ごした今思うと、たった1ヶ月前だけどその程度の感覚だったのが恐ろしい、、、
宝塚観劇で感染者が広がったっていう情報は今のところ無いのがホント良かった。
さて、観劇の感想です〜
私にしては良席(1F 18列 33番)で、席に着くなり自分の中でテンションが上がりまくりでした。
しかもだいもん(望海風斗さん)トップの観劇がお初で、歌うまコンビは生で聞いたらどんだけすごいの!??と期待しか無いし、安心して観劇に臨めるのがだいもんの良さだな〜と。
他のミュージカルと違ってトップさん歌頑張れ〜!と応援してしまうことがあるのは否めない。
でもトップが歌うまだと、その心配が少なくて観劇に集中できる。
今までだと、まぁさまとみっちゃんがそうだった。
だいもんときぃちゃんコンビは二人揃って飛び抜けた歌声で素晴らしかった。。。想像以上でした。
だいもん
貧しい子供時代を経て禁酒ビジネスでギャングにのし上がるヌードルス役。
少年時代から初老期まで演じるのが話題になっていたので、どんな演じ分けするのかな?と楽しみにしていました。
ほんと違和感が無い。あれあれ!星逢一夜の源太を思い出す!
少年時代のかわいい感じも、ギャングも、初老も違和感無い。
だいもんは役に入り込み方が半端なくて、たまに見てるこっちが恥ずかしくなるほどなんだけど、それでも目が話せない存在。。。
今回は、今回も?相手役の真彩希帆ちゃんと結ばれないヌードルス。
途中で良い感じになったのに振られて薔薇の花束をバンバンってやるシーンが印象的。
だいもんの怒りと悲しみの表現が特に好き。
歌声はそりゃぁもう安定しまくりでしたが、公演を毎日1回か2回やってるのに、いつも素敵な歌声を聞かせてくれるっていうのは本当にすごいことなんだと思います。そこがトップさんたる所以なんだろうなぁ〜
きぃちゃん(真彩希帆さん)
ミュージカルスターを夢見るデボラ役。
登場の白のロングチュチュ姿が細くて可愛いかった〜。
だいもんヌードルスとお互いビッグになる〜!みたいな歌を銀橋で歌うんだけど、結末が悲しいっていうことを知ってるだけに見てて切なかった。
ギャングをよく思わないデボラはだいもんヌードルスを振って、ハリウッドのプロデューサーと一緒になっちゃうんだけど、そいつが最低なヤツで、デボラ〜〜〜!!!!って叫びたいほどだったんだけど、それでも人間が壊れないデボラちゃんは良く出来た子でした。
マックス役の咲ちゃんは期待通り。それ以上でもそれ以下でも無い感じが咲ちゃんっぽい。
あーさは人気男役なのに出番の多いキャロル役で、登場すると観客席のオペラグラスがガッと上がっていました。
オカマ感無く、とても素敵な歌声だし、ホント可愛いしで、きぃちゃんより目立ってました。
最後の燕尾で男役のかっこいいあーさが見れたのもギャップで良かった〜
で、で、で、、、、、
ジミー役の彩凪翔くん!!!あんた〜〜!!!って感じの悪役で相当裏切られました。
しょうくんってば、、、何でもデキる子、、、怖いわ、、、
ということで、役どころの感想でした。
幕が閉じた後、いつもなら千秋楽とかスポンサードの貸し切り公演なんかで行われる終演後のご挨拶がありました。
このときはまたすぐに再開するよね!?くらいに思っていたので、こんなに休演になるなんて思いもしませんでした。。。
観客はいつもよりも急いで帰宅される方が多かったように思います。
宝塚歌劇、ファンはいつまでも待ってますからね!!